スマホ首(ストレートネック)

straight-neck

スマホ首による不調

コロナ禍のなか、在宅ワークやオンライン授業が増え、今までよりも長時間にわたってパソコンやタブレットを見る生活が続き、新たな国民病とも言われて久しいスマホ首(ストレートネック)が原因と思われる不調を感じている方がどんどん増えています。


りょう庵でも在宅ワークが増えた大人のかただけではなく、オンライン授業を受ける子供さんが不調を訴えることも多いです。
小学校2年生が肩こりで来られたこともあります。


頭の重さは体重の約10分の1で、体重50kgの人なら5kg。ボーリングの球が首の上に乗っかっているイメージですね。頭を少しでも傾けると、首にかなりの負担がかかることがお分かりになると思います。


在宅ワークやオンライン授業など、前かがみの姿勢はそのような状態を何時間も続けていることになります。特に女性や子供さんの首は細いうえにしなやかなので、首を傾けた姿勢を維持するために筋肉は一生懸命頑張ってくれています。


頑張った首の筋肉は硬くなり、血流が悪くなります。筋肉は動くために酸素が必要なので脳に酸素が足りないと信号を出し、それを痛みとして認識します。固まった筋肉を弛め、血流を良くすることでその信号を止めなければ痛みは長続きします。


また、体全体に指令を出す脳にも血液が流れないと信号がうまく伝わりません。自律神経の働きが悪くなり、内臓などにも影響し不調が現れます。
つまり、首の筋肉がちゃんと弛んでいることは体全体にとって非常に重要なことなのです。


首の筋肉は重い頭を支えたりいろいろな動きを可能にするため何層にも重なっています。普通のマッサージや押圧だけではうまくほぐすことは困難です。
りょう庵ではその首の筋肉に強い力を加えたり、器具や薬を使うことなくやさしく弛めていきます。

小さなお子さんは首こりや肩こりという言葉は聞いたことがあってもどのような状態かを認識していない場合がほとんどです。ご自身の子供さんが首を触ったり回したりを繰り返したり、肩や腕をしょっちゅう回すようなしぐさを見かけたらすぐにお問い合わせください。