座りすぎにも注意しましょう。
スマホ首だけではなく、体調不良の原因のもうひとつは座りすぎ。
日本人は世界一座っている時間が長いと言われており、その時間は1日7時間!
これってすごくないですか?
コロナ禍による在宅ワークでさらに増加していると考えられます。
想像してください。
腰と膝が折れ曲がった状態での7時間。
そのうえ太もも裏も圧迫されています。
この状態では血流が悪くなるのは当り前ですよね。
これは長時間のフライトで心配される「エコノミークラス症候群」と同じです。
以前は会社の中ではトイレや食事に行く以外でも、FAXしに行ったり、決裁板を持って回ったりすることで、立ち上がる、歩くという動作をしていました。
それが、メールでのやり取り、オンライン会議・授業などが普通になり、出勤・登校が減り、ますます体を動かさなくなりました。
自粛期間中、ソファで横になりながらテレビを見たり、本を読んだり、ゲームに熱中したりの時間が長かった方も注意が必要です。
通勤や通学がめんどくさいと思っていても、会社や学校に行くために電車や自転車に乗ったり歩いたりすることも運動になっていたわけです。
同じ姿勢が長いと筋肉は固まってしまい、いざストレッチやスポーツをしようとしてもうまく動いてくれません。
先に動かせる状態にしておかないと体を痛めてしまう原因になります。
コロナ禍が収まったとしても、以前のような生活様式には戻らず、運動量が減る生活は変わらないでしょう。
体を動かさないことは不調につながります。
先ずは筋肉を弛め、血流を回復することから始めましょう。